2007年12月23日

福田サンタからのプレゼント!? あるいは。

前の記事では福岡での飲酒運転事故の判決に行方に憂いを述べたが、今日はいいニュース。(まだ早い?)
C型肝炎集団訴訟について福田首相が患者の一律救済に向け議員立法を行うそう。

3日前には「NO」を突き付けていたのがここに来ての方針転換。原告団にとってはもちろん朗報、しかし先のハンセン病訴訟における小泉首相(当時)の「英断」、最近の内閣支持率低下、自民党内部の意見集約など様々な要素が絡んでの決定であり、単純に人命尊重のためとは言えなさそう。そりゃ患者が助かるのであれば、と多くの国民は喜んで血税も出すだろうけど一方ではこんな意見もある。当時の知見・治療方針を抜きにして全面的な救済が果たしていいのか?というハナシだ。

薬害ひとつ取っても国(厚労省)の責任、メーカーの責任だけでなく新薬認可や治験の現状と制度上の問題、当時と現在の社会情勢、今ある国の財政や裁判制度など多くの要素が絡んでくる。起こってしまった以上「悪いものは悪い」と言い放てれば簡単だけど往々にして善悪二元で解決というのは結構難しいもので。。。「世論」にしても国民の知識レベルや関心、その集約・抽出方法によっていかようにも編集できるものだしね。僕らにできるのはいかに「正しい」(問題のある言葉だな・・・)情報を得ていかに判断を下すかであり、それが国家を形成して行くんではなかろうかと。
まあ話が大きくなったけど、薬害問題は今後も注視すべき問題でしょう。

それにしてもオタキングはテレビ出過ぎだろ!
(全然関係ねぇw)









2007年12月21日

飲酒はやはり逃げ得?

昨年夏に福岡市東区で起きた幼児3人が死亡した飲酒運転による追突事故。加害者の若者(元福岡市職員)は危険運転致死傷罪などにより懲役25年が求刑されているが、どうやらその適用が見送られそうな気配。

つまりは危険運転致死傷罪は事故発生時のアルコール濃度などの立証が非常に難しくこのまま行くと同罪では罰せられない可能性があるので他の罪で罰することにしましょう、と。結果的に刑が軽くなりますが法の厳格な適用のためには仕方ないのですよ、と。

やはりこんな奴等はクラウザーさんにSATSUGAIしてもらわねば・・・

リンク先の記事にもあるように、どう見たって悪いやつを裁けないという法の不備を早急に直すべきでしょう。もちろん罪の適用が適切なのか、量刑は不当に重過ぎないかといった判断は必要ではあるけど、今回の事故では現場から逃げ、水を飲んで酔いを覚まし、友人らに口裏を合わせようとまでしている。このように一般常識とかけ離れた事態が起きるというのはどう考えてもおかしい。逃げ得ができる前例ともなりかねません。

まあ県警の初動捜査の不備とか判決直前での裁判所の判断とか、そっちも問題なんですが。。。
個人的にはもっと刑を重くすべきとも思います。逃げたら2倍とか証拠隠滅を図れば3倍とか。それだとますます逃げる人が増えるのかなぁ。


2007年11月09日

天高く 青天井の 原油高

などと、ノタモウてる場合ではない。
ガソリン価格が上昇を続けている。

先日には全国平均が149.9円を記録し、地方によっては150円台にまで高騰。一昔前なら90円くらいだったのに恐ろしい値上げ幅だ。とはいうものの原油価格自体は8〜9倍にもなっているそうで、それからすればまだマシな方なのかも。

原油高のせいで車の使用や購入を控えるだけでなく、北海道では灯油ドロが出没。燃料の高騰によりバスや運送会社、漁業などにも影響が出始めている。
もちろん原油は燃料ばかりでなく、プラスチックにもなるしペットボトルにも洋服にもなる。食品や衣料業界にもしわ寄せが心配される。(食品については燃料用エタノール+オーストラリアの干ばつの影響が大きいけど)

でも驚いたのはガソリン車に間違えて軽油を給油する事故が多発しているという話。「少しでも安い方を」「ウチは『軽自動車』だから『軽油』」と、セルフのスタンドで主婦が間違えて入れるケースが多いのだとか。

いやーネタにしては笑える話だ。
(えっ、ネタじゃないの?ほんとに?)

高い金払って教習受けて免許取ったんだから、こんなことくらい覚えて置けよって。こんな「笑費者」まで相手にしないといけないんだから、今の日本社会は大「変」な訳だ。はぁ。









2007年10月19日

報道の自由か情報の守秘か、あるいは。

なんて大そうなお題目だけど実際にはよく分らない事も多い。あくまで備忘録程度に。

…と思っていたらホントに忘れてたw
ので、さらっと書いてみる。

奈良の調書流出事件、鑑定医を秘密漏示容疑で逮捕

鑑定医を秘密漏示容疑で逮捕 調書流出本めぐり奈良地検

精神鑑定医逮捕=少年らの供述調書見せる−家族放火殺人で秘密漏示容疑・奈良地検

「長男は殺人者」の誤解解きたかった 鑑定医が動機


医師を父に持つ少年が自宅に放火し家族3人を死なせたとする、この「異常な」事件。その少年に対する供述調書をもとに「真相を明らかにすることは社会的に意義がある」として本を出版した著者・草薙厚子氏と出版元の講談社。そしてその情報を提供した少年の鑑定医。

議論となっているのは
・公開されることのない少年事件の供述調書を鑑定医が第三者に見せたこと(守秘義務)
・その情報を出版物にて詳細に公表したこと(プライバシー)
・情報漏示容疑により情報提供者(=鑑定医)を逮捕したこと(報道の自由)=出版社側が情報源を守れなかった
といった所か。

草薙氏については怪しい情報も多く、それは差し置いたとしても著者と出版側に非があるのでは。真実を明らかにするという信念があるなら隠し撮りする必要はなかろうし、それとも半歩法を踏み外さないと真相を掴めないから?(それも分かる気はするが)
また内容をそのまま公開(読んでないから分からんが)というのもちょっと早まった感がある。そりゃネタ元もバレるって。

今回のようなケースは幾つもあるが、総じてマスコミ側の勇み足、報道の自由を盾にした行き過ぎた行為が目につくように思える。情報の鮮度と正確さと数字を天秤にかけ、モラルその他の事への配慮を欠いているのではないか?
まあ色眼鏡の見方かもしれないけどね。
せっかく記事にしたことだし今後も注視していきたいと思います。

2007年10月17日

耐震偽装の果てに 〜君は僕に似ている(かも)

世間を騒然とさせた耐震偽装事件。姉歯建築士の裁判は今も控訴中だが、世間の関心は確実に風化し続けている。そんな折に建築基準法が6月に改正され偽装防止を徹底すべく新制度が動き出したわけだが、そこで何が起きたか。

日銀地域経済報告 九州の景気下方修正 開始以来初 住宅投資が大幅減
住宅着工が激減…法改正で審査厳格化、建築確認に遅れ
7・8月の住宅着工、3割減 耐震偽装で審査厳格化
(8月だけで見ると4割超の減少)

今回の建築基準法改正のキモは「制度の厳格化」。一つ一つの手続きを水をも漏らさぬ程に厳しくすることで、偽装を防ごうという考えだ。また建築士などの当事者に対する罰則も強化された。

結果、ゲンバでは「大恐慌」が発生。
そもそも情報が錯綜し制度理解が進んでいない状況の中、例えば構造強度に無関係な項目で引っ掛かり審査が通らない(この点については改善が図られている段階)。細かい項目について何十枚もの説明書・証明書を求められる。そして新基準に対応した構造計算プログラムは未だに認可されていない。設計・建設のスケジュールは遅れる一方で、その影響が顕われ始めている。


今回住宅着工戸数というマスコミが取り上げてくれる数字のおかげで、ようやく世間に知られることとなったこの事態。これはひとえに国交省の無知と怠慢によるものだ。ある国交省幹部は「真面目にやっている建築士は影響ないはずだ」と言ったそうだが、これこそ無知と怠慢の極みなのでは。


建物を建てるには図面と実際の敷地とのズレ、建築主の要望による設計変更などに柔軟に対応し、安全・快適な建物を実現させていく。「真面目な」建築士であればあるほどそれらの不確定要素に真摯に対応するわけだが、審査が厳格化されることで軽微な設計変更すら難しくなり、そのための労力・時間・費用・ペーパーは設計者(もしくは建築主)の負担になり、例えば建築確認に必要な審査料も改正を期に大幅に値上げされている。ちなみに多くの建物ではこの他に第三者機関による構造判定(ピアチェック)が必要でその費用も10〜60万程と高額で審査期間も延びている。しかし実際に審査をするわけではない国交省は何ら困ることはない。

挙句の果てに全国の地方公共団体の中には「うちでは審査できないので民間の検査機関を利用してくれ」とノタモウ者も出る始末。そもそも行政で行っていた確認審査を民間開放したのが「指定確認検査機関」(イーホームズ、日本ERI等など)であるのに、当の行政が審査できないと言うのは監督する国交省(+その天下り先)の怠慢でしかない。また建築士や指定確認検査機関に対する罰則は強化されても監督する立場の国交省の責任には触れられていない。


「当事者意識が希薄」「悪いことをした自覚が見えない」と言われた姉歯氏。確かに多くの住民の財産・生命を脅かす卑劣な行為に走ったが、一方で氏はディベロッパー・ゼネコンからの圧力や偽装を生み出し見逃した制度の綻びの犠牲者ではなかったのか。ヒューザーの小嶋社長、木村建設幹部の発言の数々、そして自民党の武部氏の「悪者探しに終始するとマンション業界はつぶれる」と言う迷言。その後、悪者は出てこずマンション業界もつぶれなかったが、末端の姉歯氏は罪を背負う。

「制度の厳格化」により疲弊した建築士には廃業する者も出てきてるそうだが、他に協力を仰ぐ前に国交省は再度根本的な問題解決に当るべきではないか。硬直した制度は自由な発想と経済活動を阻害し、結果的に社会的コストの増大をもたらす。
改善の気配のない車輪の下に切り捨てられる末端。姉歯と同じとは言わないがどこか似ている。先日キラにやられた急逝した黒川紀章氏も天上より憂いているに違いない。

2007年06月30日

釣果はいかほど? 〜もうすぐ参院選

最近巷で話題になってる「ふるさと納税」。住民税の1割程度を任意の市町村に納めることができるようにしようというこの構想、先日行われた研究会では、東国原・宮崎県知事と松沢・神奈川県知事がそれぞれ賛成・反対の立場で意見交換。徐々に議論が深まりつつあるように見える。

と言うか、これって選挙対策のための壮大な釣りだよね?

もちろん議論自体は大いに結構だけど、受益者負担の問題や自治体間での人気取りの綱引き、納税システムの変更など実現には多くの課題を抱えている。一方で週末だけ田舎暮らしといったライフスタイルの変化や広がる地方間格差など、現制度が想定した社会と変わりつつあるのも確かだ。個人的には故郷や思い入れのある土地に納税するってのは面白いと思うけど、ソレとコレとは別だしね。格差是正は交付税等で行うべきだし、それを思い付きによって選挙前の慌しい時期に、しかも曖昧で耳障りのいい「ふるさと」を冠しつつ、話題の知事を呼んでパフォーマンスさせる辺り、こりゃもう釣り以外の何モノでもない。

慌しいといえば、延長国会では「改正国家公務員法」や「社会保険庁改革関連法」、「年金時効特例法」「政治資金規正法改正案」など様々な法律が可決・成立。「実績」を強調する与党に対し野党は「拙速」を唱える。7月末の参院選において国民の審判を仰ぐこととなった。

と、見出しはハデに踊るけど、国民まで踊ると思ったらそうは問屋が卸さない。いや、小泉首相の時は見事にハマってたけどね。その後何が起きたかは周知の通り。


さて今回はというと、安倍総理の場合はたいそう分が悪いように思える。柳沢大臣、故・松岡大臣、年金問題などスキャンダルが頻発し、減税廃止+住民税への財源移譲で増税感が強いのも逆風だ。野党の力不足で与党大敗はない、という意見もあるがそんなにうまくいくか。いくらなんでもね、そろそろ責任を取る時期かと。

というか、ぶら下がってる餌が不味いんですよ。
国会延長してまでコレかよって。
一体誰がこの餌に食い付くのかと小一時間(ry 

例えば社保庁の改革にしたって、年金問題が出る前に出した法案だ。その後に5000万件の行方不明年金に始まる問題が露見。前提が揺らいでいる法案を成立させて、どうしようってんだろ。
そういえば同じ年金改革では、法案成立後に都合の悪い数字「1.29」を出してきた前例もありますよねー。

安倍政権の舵取りに対し、国民はどのような評価を下すのか。まあ嫌気がさした有権者が大量棄権するかもしれんけど。深夜に朝生つまみ見ながらそんなことを思ったり。

2007年05月13日

石原節炸裂!? 映画「俺は、君のためにこそ−」

最近CMなどでも目に付くことの多かった、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」。

今週末に封切られたそうだが出足は上々、観客動員200万人を目指すとのこと。

先の都知事選で「無事」再選を果たした石原知事が脚本・製作総指揮とか、石原軍団売出し中の徳重聡が出演とか、井筒監督が「戦争美化だ」と言ったとか、B'zが主題を歌っているとか、役所広司の長男がコッソリ出てるとか、カンヌ国際映画祭で上映とかまあ何かと話題になりそうだが、こういうのを聞くと逆に疑ってしまうヒネクレ者wなので、見に行くかは微妙ですねえ。上の情報だけでもかなりバイアス掛かるし。それに、最近TV局主導で大規模な宣伝掛けて、見たらツマランかったって映画(例えば某海保映画とか)多いしね。でも音楽:佐藤直紀ってとこには反応したりw

あと映画とは関係ないけど、戦争というものに対し見方が変わってきたような今日この頃。戦争反対という姿勢には変わりないが、某諸国(2カ国)との先の大戦の史実を巡る対立、北の将軍様と日本社会との関係、民間会社による請負戦争や今なお続く紛争など見ていると、単純化して考えられない気がしてくるわけで。

まあそんな事も考えつつ、いつものごとく様子見した上で見るかどうか判断しましょうか。

2006年11月28日

復党騒動・・・つまらん

郵政民営化に反旗を翻し離党したいわゆる「郵政造反組」。
自民党への復党を巡って「踏み絵」を踏ませたり戻る戻らない
戻す戻さないで割れたりと未だにグズグズしている。
結局平沼元経産相ら12人の議員全員が復党願を提出
ようやく事態は収束しそうで党内からも反発の声は大きく
まだまだしなさそうな様子。

復党願は出したものの誓約書を拒否し、復党が見送られそうな
平山氏の地元では支援者に賛否の声が挙がっている

一方共同通信社の世論調査では復党に59%の人が反対、
態度が曖昧な安倍政権は支持率低下
との結果。


早い話、参院選と助成金目当ての復党ですからねぇ。
このまま押し切ってしまうのか、止めるのか。
まあ仮に復党させたとしても、さすがに国民は2度目は
騙されたりしないでしょう。
いや郵政で騙されたからこそ今の茶番劇があるんですけどねw

「政治には情が必要」とノタマッタお馬鹿お方もいたけど
その「情」とやらをもっと国民に向けて欲しいものです。
いや本来政治ってそういうものでしょ?
イジメや履修逃れの他にも学校では給食費問題とか
学級崩壊や学力低下など問題が山積みだし。
やらせTMなんて自作自演の偽装に加えて無駄金使って
言いだしっぺのお馬鹿お方はどう責任とるのかな。
とりあえず馬鹿騒ぎはとっとと終わらせて
本当に考えるべき問題に頭を絞って欲しいものです。


2006年10月01日

給食ならぬ「泣食」ですな。

前々から耳にはするが改めて実際に読んでみると
腹が立つを通り越して国の行く末を案じたくなるニュース。
いや、大袈裟と言うことなかれ。

給食費払わぬ親たち お金あっても「頼んだ覚えない」

払えるお金があっても給食費支払いを拒否する輩のせいで
督促を余儀なくされたり給食の水準を下げる自治体や
自腹で負担して踏み倒される教員もいるそうだ。
あろうことか逆切れする親もいるとは恐れ入ることよ(感嘆)。
しかもこれは全国的に起きている現象である。

その給食費、一体いくらかと言うと、、、

驚くなかれ、全国平均たった3900円。
(小学校平均。中学校は4500円)
自分が1度の飲み食いで消費してしまう程度の額で
子供の1カ月分の昼食を賄える。
しかも栄養の偏りなくバラエティに富んだメニューで。
さらに言えば自分の頭と手を動かすことなく、である。
これを拒否するなんてもはや親失格だ。
いや、人ですらない。


「頼んだ覚えない」て、そりゃそうだ。
「頼まれて」給食やったり義務教育やったりする訳じゃない。
子供たちに一定水準の教育環境を整えるために
「義務教育」やら「給食」はあるわけで
税金や福祉と一緒で取られて然るべきものだ。
金があろうがなかろうが、払いたかろうがなかろうが
四の五の言わず「払う」モノな訳で。
「義務教育だから払わない」のではなく
「義務教育だから払う」モノなのだ。


おそらく給食を止めたらこう言うのだろう。
「義務教育だから学校が面倒をみる義務がある」
勉強、運動、社会性や道徳心、礼儀やマナーといった
子供に学ばせるべき様々な物事を学校に負わせておいて
そのうえ食事まで押し付ける気なのだ。

それに当人は10数年前にお世話になっているハズ。
それを政治家よろしく「記憶にございません」ですか?
それとも給食によっぽど嫌な思い出でもあるんだろうか?
乾いたパンや延びた麺が口に合わなかったとか?
(給食のおばちゃんゴメンw でも時々あったヨ)
個人的には給食費の2倍くらいはお世話になった
悪食なのでどうにも理解できません。

こういう「種をまかずに実を食べる」不貞な存在を考えると
「ワンフレーズ」で分かりやすく簡単なものだけを好み、
負うべき責任を放棄しその結果を考えないがために
子供の虐待・過失死に繋がるのだろうか等と大袈裟に
世の行く末を案じたりしてしまう訳ですがいかがでしょう。

2006年06月29日

第2の姉歯はなくなるか

いまだ記憶に新しい一連の耐震強度偽装事件。
国土交通省による再発防止案が発表された。
その内容はというと、1級建築士全員に新たな試験を受験させ
不合格の場合は資格を認めない(降格)
といったもの。
この試験は将来は継続して行うこともあり得る模様。
また1級建築士の業務範囲の見直しや構造、設備分野に
新たな専門資格者制度を創設することも盛り込んでるようだ。

つまりは資格を難化・厳正化することが柱となっているのだが
ここで、おいコラちょっと待てよと。

今回の耐震強度偽装事件がなぜ起きたかと考えると
姉歯氏に1級の能力がなかったからではない。
仮に姉歯氏が1級建築士たる能力がなかったとしても
悪意ある発注者(設計者も共犯)が故意に偽装を行ったこと、
それを審査する体制に不備があったこと、そして
購入者側も疑問を抱かなかったことが問題の要のはずだ。

そういえば教員免許では更新制が導入されるという。
こちらは定期的に更新講習を受けさせ
受講しなかった場合は免許が失効するといったものだ。


双方に共通して感じるのは、設計士や教員というに対し
より一層の努力や義務・責任を課する一方で
彼らを取り巻く人的・構造的・社会的環境に対して
有効な改善策が取られていない点が挙げられる。
倫理観や能力の欠如した設計士・教員が存在する一方で
彼らを矯正することがどれだけ問題解決に繋がるんでしょうか。

第2の姉歯氏を出さないことより、第2のヒューザーや
木村建設、総研を出さない仕組みづくり。
また設計へのチェック体制の整備とそれに対する時間とコストを
購入者が納得してくれる社会的認知。
そういったものが整備されないと根本的な問題解決には
ならないと思うんですがね。

教員免許についても同様、
というより「人を育てる」という意味では遥かに重い。
いろいろ言いたいことはあるけど、また今度にでも・・・
(いつになるやら)

2006年05月31日

駐車禁止 〜誰がために

桜の季節、新緑の季節を経て5月も最終日。
農家などをのぞけば梅雨の長雨を憂う気持ちで
日本中が包まれそうなこの頃だが
今年はさらに憂鬱な人々が大発生中の模様。

というのも、6月1日施行の改正道路交通法により
違法駐車の取締方法が大幅に変わるためだ。

大きく変わるのは3つ。
まず大都市などでは警察ではなく、制服を着た
民間の駐車監視員が取締りを行えるようになること。
次に従来のチョークで書くような温い方法とは違い
駐車違反が確認できたら直ちに違反キップを切れること。
最後に車に乗った人が出頭しなければ
持ち主が違反金を支払わなければならないこと。
早い話、これまでより迅速化かつ厳罰化されたということだ。

これによりどんなメリットがあるだろうか。
違法駐車が少なくなれば中心地は歩きやすくなるし
救急車両が立ち往生するといった事態も防げる。
車の流れもスムーズになるし景観上もキレイになるだろう。
駐車場などの「いったん車を預かる」仕事は
新たなビジネスチャンスかも知れない。(ニート対策?)
正直、違法駐車の車(特にタクシーや黒塗り)なんて邪魔なだけだし
広い道路を駐車場にするなってのもよく分かる。

しかし問題点も大きい。
特に深刻なのは運送業界だ。
配達のためにちょっと停めただけで違反になるし
停めておくための駐車場の確保もままならない。
かといって車から人が離れないよう配送員を
2人にすれば能率は落ちるし人件費もかさむ。
配送車で混雑する繁華街などは絶望的といえる。
某クロネコヤマトは繁華街では400m半径で
駐車場を確保し台車で配送するそうだが・・・

問題はこれが「誰のための」改正かということ。
それはもちろん社会全体や国民(爆)のためだろうが
例えば数分の停車のために運送会社が駐車場を借りると
結局は料金の値上げとなって利用者に跳ね返ってくるだろうし
駐車場を増やせば街の土地全体の利用率は下がり
無人の車に誰かが余分の人件費を負担するわけだ。

結局、社会的コストの観点からすれば
今回の改正はマイナス面が大きいように思える。
それに駐車違反に怯えながら運転するのも
ストレス増えそうで何だかなあといった感じ。

大目に見ろとは言わないが、例えば
運送会社の車については規制を緩和するとか
(訪問介護における駐車禁止除外指定のように)
地区の人口集中度に応じて規制するとか
より柔軟な取締りに改善していくべきだろう。
まあそんなに簡単にはいかないだろうけど。

それにほら、厳罰化で駐車違反がなくなったら
路上駐車の某メンバーwが公務執行妨害でタイーホ
なんてニュースもなくなる訳ですし。
(ナツカスイ)



追記:ニュースやこちらのブログを見る限り、即罰金ではなく
取締り完了までの時間はセーフのようですね。
今回の改正は原則としては正しいけど
もう一歩猶予というか緩和して欲しいような。

2006年03月11日

知ってて損はしない?PSEマーク

PSE・・・と言ってもSONYの新型ゲーム機ではない。
Product Safety of Electrical Appliance and Materialの略記で
家電の安全性を示す「PSEマーク」のことだ。

といってもPSEマーク自体知らない人も多いだろう。
かくいう自分もニュースで初めて知ったクチだ。
おそらくレイザーラモンHGよりも知名度低いのでは。

このPSEマークが注目を集めるようになったのは
このマークがついていないと安全性が保証されないと見なされ
4月から中古の家電の売買が制限されるようになるからだ。
(レンタルや譲渡、輸出や個人の売買はできる)
業者間でもあまり知られていなかったこともあり
アンティーク専門店やリサイクルショップは対策に追われたり
業者や議員さん達が集会を開いて見直しを求めたりしている。

最近ではナショナルの電気ストーブが大きな社会問題になったりと
家電の安全性については度々問題にはなる。が、
それなら製造メーカーの責任をしっかり追及すればいい訳で
こんな余計なマークは不要だろう。

ただでさえ地上デジタル放送で今のテレビが使えなくなるのに
これ以上中古品を駆逐する必要があるんだろうか。
いやない。(反語)
いいじゃん中古で。
ただでさえ日本の家電は長持ちするっていうのに。
それに学生さんとかマニアの方々にとっては死活問題。
ビバ中古!

今や世界中で日本の「MOTTAINAI」が見直され
その考え方が広がりを見せているという。
リサイクル社会の推進も急務とされているのに
まさに時代に逆行するこの制度。
あな恐ろしや。

こういう制度をつくる御方(敬語)に限って
高級クラシックカーで古城巡りでもして
年代物のワインに舌鼓を打っているのだろうなあ。
やだやだ。




2006年01月03日

忘れちゃいけないこの事件

昨年取り上げた強度偽装事件。
そろそろヒューザー・小嶋氏の証人喚問だなあと
ネットを徘徊しているとこんな記事が。

胡散臭いサイトと言われるとちょっと信憑性を
疑いたくなるけど、「きっこの日記」さんの情報は
割と信頼して書いたんですけどねぇ。
それに過去の記事については別サイトでも同じような内容を
確認した上で書いたわけであります。

ということで、訂正する気はナッシング。
それにほら、お正月ですし。
(関係ないか)

そんなARTIFACTでは12月19日、20日の記事も
関連する内容としてなかなかおもしろいです。
(もちろん他の記事もおもしろいですけど)
大事なのは関心を持ち続けること。
賞味期限内にぜひ。

2005年11月30日

強度偽装問題を取り上げてみる

世間を騒がせているマンション等の強度偽装問題。
当初数十棟と言われていた強度に問題のあるビルも
今日の時点ではマンション・ホテル等200棟を越え、
このニュースが話題に上らない日はない。
中でも構造計算書を偽造した姉歯秀次氏、
姉歯氏に圧力をかけたとされる木村建設、
マンションを発注したヒューザーの三者が取りざたされている。

おかげで?姉歯氏はテレビ・新聞でお目にかからない日はないという、
いま日本で最も有名な建築家(士)。
安藤忠雄すら知らないおばちゃんも「アネハ」は覚えている。
まさに「2005有名建築家・オブジイヤー」である。


ただ忘れてはいけないのは、あくまで姉歯氏は尻尾であり
胴体や頭の部分が誰かということを見極めるべきということ。
そして、なぜこのような全国規模の「詐欺事件」が
防げなかったのかという原因を究明すること。

「巧妙すぎて偽装を見抜けなかった」(イーホームズ)
「図面に従って工事しただけ」(木村建設)
「確認済の神聖な公文書(嘲)を疑うなんてしない」(ヒューザー)
こんなすぐばれる小学生並の言い訳してる時点で
「分かってやりました」と言ってるようなもの。
実際、全員が不正を認識した上で誰かが責任取るだろうと
無責任に指示し、実行し、見逃してたわけだけど。

事態を諦観したかのような姉歯氏。
その当人は何かを恐れるように国会の参考人質疑を欠席。
マンション開発業者、建設会社、そして自治体を含む検査機関は
互いに責任を擦り付け合う。
そして次々と明らかになる不正。
(いいぞいいぞ、もっとやれ〜)
設計者(構造は姉歯氏)、検査機関(イーホームズ他)、
施工者(木村建設他)に加え、「プロ」の建築主(ヒューザー他)が
図面を目にしながら、誰も手抜きマンションの完成を止められなかった。

例えば建設会社が「これでは十分な強度の建物は作れない」と
設計変更を要求すれば、事態は防げる。
あるいは検査機関が「この図面はあやしい」と指摘すれば
設計のやり直しが行われていたはず。
それでも手抜きマンションがバンバン建てられていたということは、
チェック体制にどうしようもない欠陥があるのか、
もしくは背後に「大きな力」が働いているのか。
あるいはその両方ということに・・・
それではこの責任のたらい回しは永遠にループし続けるだけ。
例え建築士制度や建築基準法を変えたとしても。


今回の問題についてはネット上でもあれこれ取り上げられている。
例えばコチラの「きっこの日記」とか。
ここでは特にヒューザー・木村建設について詳しく書かれている。
そしてその背後にいる存在についても。
長文で幾つにも分かれているので全部読むのはなかなか大変だけど。
(他にも興味深い記事ばかりで面白いページです)

他に見つけたのは「論壇」というページ。
こっちは個人のページではないし、外交・歴史問題含めて
重めかつ刺激の強い内容が多いので、興味のある方は検索してみては。


そして、最後に残るのは買主への補償なんだけど。
こればかりは・・・連帯責任で賠償するのが一番いいのかな。
額が額だけにヒューザー一社だけには到底無理だし
そうなると公的資金投入? 勘弁して欲しいなあ。
いずれにせよ、まだまだ注目すべき問題です。

追記:耐震偽装で「自民は業界寄り」批判・・・
全く武○氏の発言には呆れ返るばかりですね。
もうね、ア○かと。バ○かと。
さらに実態解明のための第三者期間に住民を加えては
という考えもお持ちのようでいらっしゃる。(敬語)
点数稼ぎで騙そうったってそうは行かないですよ〜

2005年08月19日

9.11決戦なんて言われているけれど

連続で選挙ネタです。
今回はちょっとマジメに書こうかと。
というのも選挙自体はさんざんニュースで
取り上げられてはいるけど、なんだか違和感を覚えるので。。。
ものすごーく大事な事を置き忘れている気が。

一つは堀江氏(=ホリエモン)について。
これまでの選挙でも超ウルトラC級の著名人候補が数多出てきたけど
今回のホリエモンはちょっと違う。
何が違うかというと、彼はメディアを持っているという点。
自らのポータルサイト「Livedoor」のみならず
記憶に新しいフジサンケイグループ、そして最近では
テレビ東京株まで取得しているとのこと。

テレ東といえば大食い選手権!!ではなく、選り取りみどりの
アニメ番組!!も捨てがたいけど(というか捨てないけど)
やっぱり経済チャンネルってのが大きい。
そんなテレ東にまで触手を伸ばすホリエモンが、政治の世界で
それも与党として一定の権力を持つ・・・
つまりメディアと政治を一挙に支配する、なんて事態になれば
これは一大事でしょう。
某イタリアの某ベルルスコーニ首相とか隣国の新聞法の例を
挙げるまでもなく、ふつうに考えて危険極まりない事態。
でもこのことに触れたニュースはまだ読んでないんですよねー。
(まあYahooニュースくらいしか見てないから当然かw)

もう一つは民主党について。
自民党の争いのせいで存在が霞んでいると書かれているけど
果たしてそうなのかな、と。
自民党が著名人候補や新党結成で大騒ぎしている裏で
民主党はマニフェストを発表し、遊説を開始している。
もちろんこれだけでは一概には言えないけれど
どちらがより選挙や国民に対して向き合っているか・・・
別に民主党マンセー!というつもりもないけど。
予告編や過剰CMはいいから、早く映画の本編を流せ、
と言いたい気分。

今挙げた点は多分多くの人も気になっていて
事態を冷静に観察していることでしょう。
そこで投票に行くのか、冷めて投票しないのか、、、
いやー楽しみになって参りました。

そういえば鈴木宗男氏が「新党大地」を興されましたね(敬語)。
あれが「新党ガイア」だったら投票するんだけどなー。

2005年06月28日

もうガマンできない ハァハァ

最近中国、韓国での反日ぶりがニュースになっているが
今日も驚くべき記事が話題になっている。
大連市の日本人学校が日本から取り寄せた歴史などの副教材に対して、
市の税関当局が約二カ月間差し押さえた上に罰金を徴収していたとのこと。

学校に通っているのは日本人であり、中国内とはいえ
あくまで日本人としての教育を受けさせる場。
それに干渉した上に罰金まで徴収、一部は没収するなど
日本に対する内政干渉、主権侵害に当たるのじゃなかろうか。
まったくもって失礼な話である。
学校自体は中国の国内法に則って設置されているため
法的には逆らえないとしているが、それはそれ、だ。
法で保障されているからと他国の教育方針に干渉するなんて
明らかにマナー違反であろう。

日本側は最近の対日摩擦に配慮し事を荒げたくないようだが
声を挙げなければ事態はどんどん悪い方に進むのじゃなかろうか。
相手を慮るのはもちろん重要だが、センセイ方や某経団連会長の
行動を見ているとそのレベルを越えている。
教科書内容云々以前に干渉したことに対し
正当に堂々と抗議すべきと思う。

2005年06月10日

レジ袋〜有料化された暁には

以前書いたレジ袋有料化の話。
このまま進めば2007年度にも有料化されるそうだ。

その後自分なりに気をつけてみたつもりだが
実際にレジ袋なしで買い物できたのは数回程度。
いいこと言ったつもりでも買い物用の袋とか持ってないし
買うものも多いしなかなか実行できない。
でも有料化されたらたぶん実行すると思う。
細かいトコにケチイし。

さてこういった法改正など国が打ち出す対策だが
毎度の事ながら後手に回ってばかりだ。
も〜し 私が 大統領だったらw
レジ袋の有料化なんて悠長なコトやってないで
使用禁止とか罰金導入とかやってみたい。
ついでに発泡スチロールのトレイや透明ビニル袋もなくして
全員皿や茶碗や風呂敷持参で買い物させる。
コンビニやスーパーは大混乱だろうなあw
そもそもレジ袋を使うから問題になるのであって
使わなければ有料化されても何ともないしゴミも出ようがない。
もちろんいきなり使わないのは無理だし、日本中で行うことだから
広くコンセンサスが取れるようにすべき。
なので有料化というのは、少なくとも現状を改善するために
有効な方法の一つではあるのだが。

考えてみると、海や畑や工場で生まれたあらゆるものが
全て石油製の見た目キレイな薄い袋に包まれて
自分たちの手元にやって来るわけだ。
その異常さを想像すると、レジ袋の有料化なんて
ちっぽけで手ぬるいと思わないだろうか?

とまあ、傍から見ればエコ宗教か杞憂のように
思えることをだらだら書いてきたわけだが、
要はもっと毅然とした対策をすべきではないのかと。
ゆとりなんてなくしてビシビシやれと。
そうすれば意志の弱い僕も買い物用の袋を
持ち歩くようになると思うのです。ぇぇ。

2005年05月24日

カード被害補償は誰が為に?

いま大きな問題としてクローズアップされている
偽造カード・盗難カードによる被害。
カードを盗まれたり暗証番号を知られて被害に遭うのはもちろん、
カード使用時や果ては財布や上着の上から(入ったまま)
データを読み取られたり(=スキミング)と手口は巧妙化している。
他にもATMの後ろから盗撮したり、オンライン端末に侵入して
情報を盗んだりとか手口は様々のよう。

今日見たニュースでは、盗難キャッシュカードによる被害について
金融機関と預金者が相互に補償を負担し合う、つまり
金融機関の全額補償でないケースも想定するという内容で
ルール作成が進められているらしい。
ちなみに偽造カードについては金融機関が全額補償するらしく、
「被害者の会」等は盗難カードも全額補償を求めているそうだ。

まあ一つ思うのはですよ。
全額補償と言ってる人は大バカ冷静になれ。ということ。

過失かそうでないかの線引きが難しいとか
預けた預金を盗られるのは金融機関の責任とか
犯罪への防衛体制を築いてこなかった等々
金融機関側の不備・責任が声高に叫ばれる一方で
どうも預金者・利用者の責任については
あまり問われていないんじゃないだろうか。
そんなに言うなら毎日腹巻に入れて抱いて寝ろ!
と言ったら乱暴すぎですか。そうですか。

もちろんこれまで預金者保護の体制が甘かったのは事実だし
これから変えていくべきなんだろうけど、
預金者・利用者も番号の管理やカードの盗難防止など
気を付けるべき点やできることが多いはず。
それに全額補償するとして、補償や犯罪防止のための
コストは誰が負担するか?と言えば、それは金融機関であり
その株主であり、究極的には僕たち自身に他ならない。
しかも口座もクレカもタダで作れるわけだし
どこかで利用者側にも多少の痛みが伴うべきと思う。
結局、ギムを果たさずしてケンリを主張するべからず、
ということになる。

まあ、自分が被害に遭ってないから言えることで
遭っていたら絶対全額補償!!とか言いそうだがw

2005年05月18日

小さい話、大きい話

コンビニやスーパーでお馴染みのレジ袋。
これが近い将来、有料化されるかもしれないというニュース。
個人的には大賛成な話。

そういう僕も買い物袋なんて持ち歩かないが、
有料化されたら毎回買い物袋を持ち歩くようになるだろう。
何か買う度に余計な金取られるなんて阿呆らしい。
そもそもレジ袋ってほっといてもどんどん溜まっていって
邪魔になることも多いし、極力もらわない方がいいと思う。
まあ小さい物とか、雨降ってて濡れるとか、どうしてもレジ袋に
入れなきゃいけない時とかはあきらめて払うけど。
結構同じ思いをしている人っているんじゃないだろうか。

それにレジ袋の手軽さや便利さを考慮したとしても、
ゴミ焼却場の炉を傷めたり亀が飲み込んで死んだり
街の景観悪化や石油資源の浪費につながったりと
マイナス面の方が多いように思える。
使うなら最低限リサイクルできるようにすべきなんだろうが
ちゃんと回収できるか分からないし、リサイクル費もかかる。
となると、やはりなるだけ使わないのが一番。

スーパーマーケット協会などは嫌がってるみたいだが
要は受益者負担になるから、店には損失はない。
結局、客の意識が変われば何ら問題ないわけだ。
もちろん今までの慣習を変えるのは大変だろうけど
案外すんなり定着しそうな気がする。
家電や車のリサイクル費負担の時は不法投棄が問題だったが
レジ袋は数円の世界だし、抵抗は少ないんじゃないだろうか。
それに消費税が上がり続けるだろうから
レジ袋費など気にしなくなるかも。

レジ袋ってちょっとしたものなんだけど
身近なだけに社会全体に影響してくる問題だと思う。
ちょっと前までやってたCMで、ゆずの2人がコンビニで
レジ袋を断って買い物袋を使うってのがあったけど、
近い将来それがごく当たり前になるかも知れないですね。

2005年05月07日

続く不祥事、安全神話とは?

JR西日本の不祥事が次から次へと明らかになっている。
事故車両に乗っていた運転手が救助活動を行わず
そのまま出勤したり、別の管轄の社員が事故当日に
ボーリング大会・飲み会を行っていたり。
あまりのモラルの欠如ぶりにひとしきり呆れた後で
このような会社が何百万もの乗客の命を預かっているという
紛れもない現実に背筋が凍る思いだ。

さらに会社の釈明もこれらの事態を「不手際」と表現するなど
どこか他人事で真剣味に欠ける感がある。
事故後に各地で多発しているオーバーラン等のミスも
浮き足立つ社員の小さなミスのSTAND ALONE COMPLEXなのか
隠れていた実態がようやく現れてきたのか。
いずれにせよ、会社の体質・雰囲気・慣わしといったものに
モラル・安全への真摯さが欠けている証ではないだろうか。

また、航空業界でも不祥事が相次いでいる。
JALによる無許可の滑走や進入、機体部品の損傷や尻もち事故。
それに誘発されたのか、羽田空港では管制官による不祥事もあった。
さらに、三菱自動車の不祥事もまだまだ記憶に新しいところだ。

これらについて二つの問題点を挙げる。
一つは企業の体質の問題。
年々激しくなるコスト・サービス競争の中で
安全を軽視し失敗を隠すことを当然としていなかったか。
もう一つは社会の体質の問題。
企業が不祥事を多発しそれを隠さねばならない事態へ
追いやられてしまうような、そんな社会へ向かってないか。
尼崎の列車事故も、便利さや速度を重視する乗客を満足させるための
過密ダイヤが招いた事故とも言えるのだ。

当然と思っていることが果たして正しいのか、
それに対してどのような態度や行動を取るべきなのか、
周りを見渡し考えられるようになれば・・・
などと考えた次第です。

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