2006年07月26日

御上公認!日本のメディア芸術100選

日本のメディア芸術の振興を目的として行われている
御上公認の「祭」、「文化庁メディア芸術祭」
新海誠氏の「ほしのこえ」が特別賞をもらった年から見てきたけど
その年の話題になった作品や注目された作品の
ラインナップを眺めているだけでも楽しい。

この「祭」も今年で10周年を迎えるそうで
今年は特盛!企画として「日本のメディア芸術100選」を実施中。
どんなものかというと『文化庁メディア芸術祭10周年を記念して、
日本を代表するメディア芸術100作品を選ぶためのWeb投票』、
要はネット上の人気投票でベスト100を選んでしまおうというワケだ。
いやーもの凄い力技企画
まあ絶対得票数では新しい作品が有利だろうから
審査員か何かの補正は入る可能性は考えられますが。
(ネット投票では毎度の組織票もあるしね)

ずらっと並んだ4部門、年代も様々なら有名無名入り乱れ。
懐かしいものから現役のものまで一体何作品あるんだ?
この中から投票する作品を選ぶのは相当骨が折れるだろう。
それにしても50年代に比べて90、00年代の作品数の多いこと。
それだけ幅広い表現方法や媒体による作品が生まれてきたということか。

よく見ると「蟲師」「クレヨンしんちゃん」「YAWARA!」などなど
アニメ・マンガの両部門に入ってる作品もある。
他の部門も「人生ゲーム」「ゴノレゴ」「黒ひげ」「ときメモ」と
バラエティ豊か過ぎな作品の数々。
一体どういう基準で候補に挙がったのか気になるところ。
そしてどの作品が100選に選ばれるのかも。

知ってる作品以上に知らない作品も多いかもしれないが
期間限定、今年限りの宴である。
ちょいと投票してみるのはいかが。







文化庁メディア芸術祭10周年企画アンケート 日本のメディア芸術100選

2006年07月17日

どれほどの速度で〜 新海誠「秒速5センチメートル」

先日のブレイブ・ストーリーのレビューで少し触れた新海誠の新作。
Yahoo!内に公式HPができており早速のぞいてみる。

連作短編アニメーション 「秒速5センチメートル」

ええ、もう予告映像見るだけで(;´Д`)ハァハァモノですよ。
印象的で美しい映像と音楽、詩的な台詞。
春風に舞う花びら、教室、差し出された掌。
吹きすさぶ吹雪と夜の列車、二人の後姿。
この完成版が来年早春にも見れるなんて・・・

来年・・・!?

今回も延期でつか (´・ω・`)
まあ、毎度のことですが。
というか、「早春」ていつやねん。


本作は一人の少年を軸とした3つの連作アニメーションとなるようで
予告篇は1話「桜花抄」からのものだそう。
(えー読めませんw)
続く2話「コスモナウト」、表題となる3話「秒速5センチメートル」と
タイトルだけであれやこれやと妄想が膨らむ。
「今この現実をアニメーション表現の中にすくい取ろうと試みている」
という新海氏の言葉通り、ありふれた日常とそこで生きる人々の距離感、
今回は「速度」という言葉が主題となりそうですが、SF要素を排して
これまでになく新海節炸裂の作品となる模様。

5cm_01.jpg

5cm_02.jpg

(Yahoo!内公式HPで高画質で見れます)


前作では90分という尺に対して話の展開に中ダレ感があったけど
短編の積み重ねとなることでそれは回避できそう。
もしかすると新海氏にとってはこういう分割、章立て形式が
最も自然に表現できるスタイルなのかも。
また気になるのは別の人物の視点から主人公の少年を描く
「コスモナウト」がどういったものになるのか。
前作では一人称、モノローグでの語り口が良くも悪くも印象的だったが
今回はどのようにストーリーを展開していくのか気になる。

とりあえずは納得いくものを目指してるという氏の言葉を信じて
続報が出るまでは予告編と壁紙でガマンの日々だ。


新海誠公式サイト「Other Voices −遠い声−」















2006年07月07日

涼宮ハルヒの人気に嫉妬してみる

以前紹介したTVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」。
そのクオリティの高さ破壊的なテンション
トンデモない作品だなぁと初回から圧倒されっぱなしだったのだが
あらためて振り返るとその反響には目を見張るものがある。
(それにしても1話は伏線だらけだしエンディングも原作に
 忠実らしいし、かなり的外れな記事書いたもんだ)

主題歌を出せばOPもEDもオリコントップ10入り、
(EDの「ハレ晴レユカイ」がデイリーで最高2位か)
果ては1話のOPと12話の挿入歌を文字通り゛詰め合せた゛
「涼宮ハルヒの詰合」までもが5位にランクイン。
(めざましテレビにも登場
主題歌でなく挿入歌が、ですぜ旦那?

やーでも確かにGod knows...はムチャムチャカッコ良かった。
高校の学祭であんな演奏、歌を聴かされたら
惚れるか憧れるか感動するかのいずれかだろう。
その直後に「詰合」が発売ってのも小憎たらしいが。

またDVDや原作の売上も鰻の滝登りらしく、ネット通販は軒並み売切れ。
普段はちょろーっとしか扱わないような書店でも大盛り大特集状態。
音楽ランキング番組や新聞でも取り上げられるとともに
ハルヒ役の平野綾はHEY×3に出演しトーク・歌を披露。
ここまで来るとアニメやラノベ業界に留まらない
2006年の一大ブームといっても過言ではない!気も。



それにしても一TVアニメに過ぎない「涼宮ハルヒの憂鬱」が
どうしてこんなに盛り上ったのか。
なぜだろう。

考えられるのは
・京都アニメーションによる高品位な作品
・原作の持つ魅力、面白さ(俗に言う原作力)
・ライトノベルからのアニメ化とメディアミックス
・独立UHF局を中心とした全国放送展開(主要都市中心)
・ネット上の掲示板やブログを中心とした情報の拡散・浸透
などが相互に好影響を及ぼしたからであろう。
中でもやはりアニメ自体が面白く、高クオリティだったことが
全ての「きっかけ」だったように思う。

作品としてはSF的、哲学的要素を含みながらも根本は
ベタな学園ラブコメであり、多数に共感を得やすい王道仕様。
キャラクターも女性陣はツンデレ、ロリで巨乳なドジっ子、
無口なメガネっ子に加えて優等生、天然ハイテンション、幼ない妹、
お姉さん、従順タイプにメイドと選り取り見取り。
男も普通人に優男、お調子者にツッコミ役?と一通り揃っている。
これらのキャラ達がリアル(記号的でない)でありつつ
時に強調された、しかし滑らかな動きで画面を右往左往する。
それもユカイなBGMと軽快なモノローグに乗って、である。
作画も整っているし極端な破綻もない。
これだけでもうTVシリーズとして及第点の内容だ。

加えて伏線や内面描写を短い時間・シーンに止めていたりするので
後で見返したりしないと気付かない場合も多く、
視聴者を作品世界に引き込む効果も担っていた。

haruhi_nagato.jpg
こんな所とか。

haruhi_someday.jpg
こんな所とか。

さらに初回の劇中劇とシャッフル構成で興味を引き付けて
ED「ハルヒダンス」とパロディ満載次回予告で締める構成。
もはや右に左に猫じゃらし、いやマタタビ状態。
この地上に多数の中毒患者が発生したことだろう。
(しかし周囲には患者が全く見当たらない。なぜだろう。)


またアニメを取り巻く背景として、ジブリやディズニーを
筆頭としたアニメ作品、さらには秋葉原に代表される
「萌え」文化が一般化・大衆化したこと、
相変わらず過剰供給され続けるアニメ作品群とそれに伴う
顧客の拡大(一定の金と持論を持つプチオタクの増加)
というものが見逃せないだろう。
今やTVやDVD、ネット上においては(非合法のモノも含め)
簡単に大量のアニメ作品を視聴できる環境が整っており、
しかも「美少女キャラ満載の学園モノ」を人目をはばからずに
楽しむ空気が一昔に比べて格段にできている。
気が付けば想像以上に生活の中にアニメは遍在しているのだ。
このアニメのさやかな霧の中に生じた「きっかけ」、
今回はEDの「ハルヒダンス」に代表される高品位な映像が
爆発的なヒットに繋がったのではないだろうか。


とは言うものの、目に見えるヒット作なんてそうは生まれないし、
視聴者数に比べて供給過多な現状はパイが増えないままの
再生産の繰り返しであり、いわゆるマトリョーシカ状態。
作風の同化、原作リソースの枯渇、製作陣の技術低下や疲弊、
製作期間の圧縮など業界全体の縮小に繋がりかねないわけだが。。。


とまあ悲観的な思いもありつつ、過熱し続けてきた祭も最終章。
七夕の日という記念日にレビューをまとめつつ
先行する他地域に続いてコチラでも間もなく最終回を迎える。
しばらくはお腹イパーイで動けそうにないなあ。











2006年07月05日

まんまやん 〜ブレイブ・ストーリー

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「ゲド戦記」のレビューを書こうと思ったら
「ブレイブ・ストーリー」のレビューを書いていた。』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…


というわけで(?)ポルナレフは置いといて
今夏公開の映画「ブレイブ・ストーリー」のレビューをば。
いやー流石はゲド戦記、試写会当たらんもんですね。


baravestory.jpg
(サンケイの記事より失敬)

一言で書いてしまうとこの作品は「真っ当なジュブナイル」ですな。
現実での運命を変えたいと決心した主人公・ワタルが異世界への扉を
くぐり、願いを叶えるために幻界(ヴィジョン)を旅するという筋書き。
その過程では友情、信頼、協力、確執、成長、決意といった
様々なシーンが展開される。(恋愛はナシかな、一応)
原作は1000ページにもなると言われるから若干詰め込み過ぎ
というかもう少し丁寧に描けそうな場面も見受けられるが、
2時間弱での冒険物語の展開としては十分面白いレベルだし
ジブリ×日テレ×博報堂に対抗するGONZO×フジ×電通
アニメ作品としても概ね満足のいく作品ではないだろうか。
あとは興行成績がどうなるか、でしょうか。

まあネタバレで書くと最後にミツルとアヤが現実世界に現れるのは
蛇足の気がします。(原作読んでないけどそのままなのかな)
ワタルが運命には喜びも哀しみも両方あるし避けては通れない事
理解し、現実世界に戻った所で終わってもいいかな、と。
(それをやるとジュブナイルとしては不十分か?)
それとミツルが現実世界で魔法使えたり扉を行き来できるのは
スルーですか、そうですか。
まあエンターテイメント作品ですから深く考えずに楽しめますが。

それにしても宮部みゆきって「模倣犯」「理由」みたいなのでなく
こういうのも書いてたんですね。
まあ読んだことないけどな。
映像はCGにちょこっと違和感あるがGONZOの作品は
大体こんな感じだし、キャラもちゃんと動く。(当たり前かw)
キャラデザもなんかいい感じと思ったら「プラネテス」ですな。
てか、また猫ですか千和さん!!


ついでに書くと今夏は一昨年に続くアニメ・イヤーとして
ゲド戦記、時をかける少女などが公開予定。
見れるかなあ。公開前なのにどっちもDVD視聴という悪い予感もする。
でも貞本画のヒロインも宮崎吾朗初監督作品も見たい。。。。

あ、秋には新海誠の短編オムニバスもあるぜよ。
公式HPが7月10日に公開予定、楽しみだ。








2006年06月15日

サッカー以外に手を出すな!

というわけではないが、ワールドカップの影響で
日本中がサッカー一色に染まっている。
「日本は次の試合勝てるかな?」なんて会話が
会社でも学校でも老人ホームに至るまで
交わされてそうなこの頃。

裏では巨人が8連敗したり株価が下がったり
改正建築基準法、農政改革関係法が成立したり
他にもいろいろ起きていて気にはなるけど
それらは備忘録程度で取りあえずサッカー関連の話題。


tewo_kamikaze.jpg

ラジオやTVで耳にしていた「手を出すな!」という曲。
「DA.YO.NE」のGAKU-MCとMr. Childrenの桜井和寿が
趣味のサッカーで結びつきコラボした曲だ。
ネガティブなタイトルとは裏腹にラップと歌が
テンポよく融合し、耳に残りやすい曲なのだが
そのPVがオフィシャルサイトで見れると知り試聴。

実写半分アニメ半分のPVは、それぞれのパートが
スピーディーにつながって楽しい映像となっている。
アジアンテイストの入ったビル街、疾走する電車、
実写によるボール捌きの数々と人工的なモチーフが続き
最後は風吹く草原と公園のボール遊びへと収まる。
PV全体としては爽快なイメージで、曲だけ聴くよりも
爽やか度3割アップと言った感じ。(当社比)

アニメパートは京都の神風動画が担当。
うーん初めて聞く名だ・・・
PVやゲームOP/ED、短編映画などやってる模様。
覚えておいた方がいいのかな。



覚えておくといえば、思い出した日清カップヌードルのCM。
「AKIRA」の大友克洋による完全新作、しかも
BGMが宇多田ヒカル(This is Love)ということで
組み合わせを見るとなんか豪華な感じ。
TVやWEBで順次公開され、全6本の予定で
DVD化もされるというハナシだ。

現在「登場篇」が公開中だが、まあ大層な風呂敷を広げたなぁ
というのが正直な感想。
スチームボーイで落胆させられた身としては
期待と不安は半々といった所。
「楽しめる」内容にはなるかもしれないが
今回も断片的になんとなく雰囲気作って終わり、
という感じがしないでもない。
まあ最後まで見て判断しますか。








2006年05月18日

アヤカシのめくるめく世界

4月からTBS系にて放映されているTVアニメ・xxxHolic
週刊ヤングマガジンで連載されている同名作品のアニメ版だ。
「アヤカシ」が見えてしまう高校生、四月一日(ワタヌキ)君尋が
偶然ではなく「必然」により出会った妖しげな美女・壱原侑子。
学生生活の傍ら彼女の元で過ごす(タダ働き同然のアルバイトw)
うちに遭遇する不思議な出来事の数々を描いた作品である。


holic_age19.gif 

このアニメ、何がいいかといいますと
それはズバリOP

それはアニメのレビューなのか・・・?


いや、もちろんCLAMPによる原作の独特な
世界観は面白いですし、話のテンポも切りがいい。
侑子、ワタヌキはじめとした個性的なキャラクターもイイ。
そしてアニメはというと原作の雰囲気をうまく再現していて
(コミカルなシーンもシリアスなシーンも)
個人的には満足して見ています。
原作の漫画を知らない人でもちゃんと見れますし
アヤカシの世界に引き込まれること間違いなし。


なのだが、まあとにかくOPを見て(聴いて)下さい。
かなりカッコイイですから。



余談ですが毎日放送系で放送中のBLOOD+
こちらも同じProduction I.Gの製作による作品で
OP、EDは一見の価値あります。
(特に第2クール)
えっ、本編はどうかって?
それは・・・ご想像にお任せ致しまする。







2006年04月26日

要注意アニメ 〜涼宮ハルヒの憂鬱

新しい年度が始まりはや3週間。
春の番組改編も一段落しGWも間近に迫ったこの時期、
TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が巷で?話題沸騰中。

haruhi.jpg


「涼宮ハルヒの憂鬱」はちばテレビ他で放送中のTVアニメ。
谷川流の同名ライトノベルが原作で今のところ
「涼宮ハルヒ」シリーズは7巻まで発売中とのこと。
(追記:4月28日現在8巻まで出ております)

あらすじは、カワイイけど超ド級奇人の女子高生・涼宮ハルヒと
彼女の前の席という理由で巻き込まれたキョンをはじめとした
「SOS団」のメンバーとのドタバタ学園コメディ。
といったものなのだが原作バレによると
どうやらそれだけではないらしく
1話の時点で既にその片鱗は現れているがその本性は
「学園コメディと萌えの皮を被った時空SFモノ」
といった感じ。
ちなみに「SOS団」とは
世界を/大いに盛り上げるための/涼宮ハルヒの団
らしい。
そこ、笑っていいぞ〜

現在3話まで見たけどコレはなかなか危険な代物だ。
とにかくやたらテンションが高い。
1話からしてSOS団製作(当然涼宮ハルヒ監督)の
文化祭用自主映画(アナウンス付)を流すキレっぷり。
まあ世界観を掴むのには十分だし単純に面白いんだが
本筋の内容とはまったく関係ない

そして2話の入学式から本編が始まるのだが
ハルヒのキャラがまたむちゃむちゃぶっ飛んでいて
(他のキャラが真っ当かと言われればそうでもないのだが)
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、
 異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。
以上」

クラスでの初っ端の自己紹介がコレだ。
まったく意味不明。
もしかして笑うとこ?
というか、こんな奴いるわけねぇ。
でもーちょっといて欲しい、みたいな。
(どっちやねん)

「前の席になったという地の利を生かして
お近付きになっておくのも」とつい魔が差してしまった
キョンを誰が責められよう。
いや責められない。(反語)
こうして奇想天外な物語が始まるのである。
それにしてもキョンのモノローグや台詞が
どことなくおっさん臭くてイイ味出てます。
さすが宇宙人部下。


それからキャラがよく動く。
その極めつけとも言えるのがED。
断片的なのが残念だが、SOS団のメンバーが踊る
「ハルヒダンス」(勝手に命名)は嵌ったらクセになること請け合い。
フルバージョンが見れないのが至極残念である。
キャラが画面狭しと動くのは製作が京都アニメーションだから、
との評判だがフルメタTSR以外京アニ作品を
ほとんど知らないためよくは分からない。
でもこれだけ動けば多少画がゆがんでようが問題ないし
見ていて単純に楽しい。
というか、これだけ動くアニメってしばらく見てない気も。
独特の世界観が印象的な「蟲師」のような作品ならともかく
アニメはやっぱり動いてなんぼ、でしょう。

難を言えばパースが効きすぎていたり
人物の配置がカットの前後で変わったりする点で
時々ではあるがもの凄く多少の違和感をおぼえる。
もしかしてこれも京アニクオリチィ?
それともこれは禁則事項なのか


この先どう転ぶかは不明だけど、原作に忠実らしいので
原作基本+オリジナルエンドというパターンだろうか。
でも放送の順序(物語の時間軸)がバラバラなので
視聴者置いてきぼりって可能性も・・・
あるいは昨今流行?の「残りはDVD買ってね」作戦か。
いずれにせよ放送は1クールとの情報で
集中して作れる反面、掘り下げがしにくいという点で
終わってみるまで評価はしづらい。

それから一つ言えるのはこのアニメ、万人向けではないという事。
合わない人はちーとも楽しくないかも。
(いやーおいらもだいぶ間口が広くなったもんだ)
まあ「やたら動く」「ツンデレ」「萌え要素」
「京アニ作品」「SFモノ」などとっ掛かりはあるので
どれかに引っかかれば最後まで見れるのでは。

そういう訳で「最近疲れている」「京アニマンセー」
「長門かわいいよ長門」「次クールまでのつなぎ」という方、
一度見てみてはいかが。

涼宮ハルヒの憂鬱 オフィシャルサイト(SOS団公式サイト)
涼宮ハルヒの憂鬱 特設サイト








2006年04月20日

続く物語 〜攻殻機動隊S.A.C.

クオリティの高い映像と濃密なドラマにより
好評を博したTVアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」。
2002年のSKY PerfecTV!での放映後に地上波でも放送され
続編である「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」、そしてそれぞれの
”総集編”ともいえる「The Laughing Man」「Individual Eleven」と
毎年のように新たな興奮を与え続けてきたこの作品。

なんと今年も新作が作られるらしい。

「攻殻機動隊」自体知らねーよという方のために超簡単に書くと
うんちく&情報量満載の士郎正宗の原作「攻殻機動隊」があって
それを押井守が超絶映像&個人的趣味により映画化した
「攻殻機動隊」「イノセンス(実質的な攻殻機動隊2)」があり
さらにTVシリーズとして前の2つとは異なるパラレルワールドを
神山健治が描いた”ポリスアクション”「攻殻S.A.C.」があるという次第。

で、「攻殻S.A.C.」について言えば最初に挙げた通り2シリーズ、
合計52話という考えてみれば長丁場な作品なんだけど
アクション満載、映像キレイ、音楽グッドに加えて
脚本・ストーリーもしっかりしていて見応え十分。
勿論大きなお友達向けの萌え要素(タチコマw)もバッチリ!
てことで、単純に楽しむもよし、考えながら見るのもよしと
かなり満足度の高い作品といえます。
原作、映画版が作者の個性が強烈に顕れているのに対して
TVシリーズとして娯楽色が多い「攻殻S.A.C.」は
初心者にも楽しみやすいのでは。

個人的には少々重い内容とちょっとダレ気味の2期より
単純に面白い(分かり易いw)1期の方が面白くて
例えば9話「ネットの闇に棲む男 CHAT! CHAT! CHAT!」や
25話の「硝煙弾雨 BARRAGE」などイイですね。
そうは言っても嫌いな回はほとんどないですが。


新作の話に戻ると、今回はTVシリーズではなく
100分ほどの長編作品になるそう。
スタッフはTVシリーズとほぼ同じ。
公開は2006年夏(媒体は不明)。


て、ホントに今年ですかい!
いよいよ第2のアニメイヤーって感じですねえ。




2006年01月26日

実写版・最終兵器彼女 〜封切り間近

以前遅まきながら紹介した実写版・最終兵器彼女。
ふと見つけた中吊り広告で公開間近との見出し。
あの時はまだまだ先と思っていたけど
時の経つのはなんと早い事よ。(しばし遠い目)

ちなみにその広告の写真というのは公式HP
トップにある主人公2人のアップ写真。
なんだがヒロイン(前田亜季)はかわいいっぽいし
これは期待していい・・・のか?


恐る恐るページをクリック。
イントロダクションには「最彼ファン待望の実写映画化!!」の文字が躍る。
胸躍らない俺はファン失格でつか oTL

不安と期待半々で予告編を見たが、大体予想通りというか
今もっとも注目の人物風に言えば「想定内」
それでもいい意味悪い意味の両方で期待を裏切られた感じだ。
心配したよりは違和感なく世界観を表現できてそうで
画面にも迫力があるんだがなんか、、、あちこちしょぼい。
ロングで全体を撮っているシーンはキレイなんだが
人物のシーンはウーンと唸ってしまう。

原作やアニメを見た身としては「こんなの○○じゃない!」
という気もしないでもないが「漫画は漫画、実写は実写」。
同じ名前の別物として見るべき、だろう。
その分を差し引いても見たいという気がさほど起きない。
やはりファン失格ということか

あと武器って台詞はないでしょ、さすがに。
(そこも別物として見れと?)


現在公式HPではストーリーやら予告編やら
壁紙やら原作者インタビューやらいろいろ掲載されております。
公開に向けて前売券を枕に敷いてワクテカしてる人も
うっかり乗り遅れて一秒でも早く話題に追いつきたい人も
金曜ロードショーまで待つぜという気の長い人も(放送されるかな?)
一度ご覧になってはいかが。





2006年01月17日

恥ずかしいセリフ全開の心地良さ

録画しておいた「ARIA The ANIMATION」最終話を視聴。
最後まで変わらぬまったりムード、そして恥ずかしいセリフ
見てるこっちが赤面してしている間に無事終了。
終わり方もキレイなまとめ方でなかなかよろしい。

残念なのはこの最終回、昨年中に見るべき内容だったこと。
まあ放送自体が年明けだったので年内視聴は確実に無理だけど。
ここら辺が地方組のツライところです。ぇぇ


ちょっと紹介すると「ARIA The ANIMATION」は
天野こずえ原作の同名漫画「ARIA」のアニメ化作品。
厳密には「ARIA」の前に「AQUA」という作品があり
「ARIA」は続編になるようだけど、まあ気にせずに。ぉぃ
いや原作ほとんど読んでないので・・・

ストーリーはというと、アニメ公式によれば
 >>惑星改造によって生まれ変わった水の星「アクア」。
 >>その観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、
 >>ウンディーネ(水先案内人)を夢みてマンホーム(地球)から
 >>やってきた15歳の少女、水無灯里を主人公に
 >>優しくてちょっぴり切ない物語が広がります。

とのこと。要するに
「テラフォーミングで水の惑星になった未来の火星で
可愛い女の子が活躍する癒し系雰囲気アニメ」
  ↑たぶんこの辺りがポイント。

というか灯里って15歳という設定だったんですね。
まるまる1クール見ておきながら気付きませんでした。
一生の不覚。
働いているからてっきり+3歳くらいかと。
まあ作中の言動からすれば納得といった感じですが。


放映中は作画枚数少なそうとか水や舟の動きがおかしいとか
いらんことばかり考えつつ見たのですが
全体的に破綻は少なく人物の動きも自然。
むしろ画は思っていた以上に綺麗で得した気分。
音楽もよかったので個人的には星4つくらいでしょうか。
BLOOD+も止め絵と音楽だけなら高クオリティなんだが

中身もまた良くて、まさに天野節全開といった感じ。
一人でこっそりヘッドホンして見ないといけないような
赤面セリフ(ポエムw?)もなぜか許せてしまう。
登場人物も基本的に善人ばかりなので安心して見れる。
あとストーリーが素直なので、最近の超展開アニメ
辟易されてる方にはオススメかも。
刺激は少ないが意外と万人受けしそうな感じだ。

でも以前読んだ「浪漫倶楽部」の天野こずえ原作と
知らなければ多分スルーしていた、この作品。
世の中意外なところでつながっているものです。



そういや、ウッディーが出てきた時は吹きました。

woody01.jpg


違います。

woody02.jpg


さらに違います。
(目線入れてるのでギリギリセーフ?)


要するに「浪漫倶楽部の部長そのまま」なわけです。
・・・画がないと分からんな。
Wikipediaでも「綾小路宇土51世」となっており
まあ「そのまんま」ですな。
これが噂のスターシステムという奴でしょうかw?



そんな「ARIA The ANIMATION」ですが
第2期の製作が決定しております。
1クールじゃ足りないという方、それまでコミック版でも読みながら
待つという方、今日初めて知ってビデオ屋に走るという方も
第2期を楽しみに待っては如何でしょうか。
(AT−X見れる人は1期の再放送があるようです。)


天野こずえ公式HP


2006年01月05日

「マンガ批評の最前線」を読んでみる

たまーに興味のある号だけ読んだりする文芸雑誌・ユリイカ。
年末年始に暇を持て余しそうだったので
この機会にと年の瀬の本屋でバックナンバーを探す。
が、某紀○国屋では取り扱ってないとのこと。
「ユリイカ」なのに「見つからない」
なんてこった!

結局、「マンガ批評の最前線」というサブタイトルに惹かれて
今月号を手にとる。
そもそもそれほどマンガに詳しいわけではないし
「テヅカ・イズ・デッド」とか「動物化するポストモダン」とか読んでもないし、
そもそも最近新聞くらいしか活字読んでねーな、
それにマンガなんて小難しく考えずに読めばいいじゃん、
というかどっちかというとアニメの方が好きかも、
だけどもうちっとマンガに詳しくなりたいよなあ、とか
一瞬逡巡しつつ購入。

内容はなんとなーく理解できたようなできなかったようなで
まだまだ「マンガ通」への道は険しい模様。
いや、「1回読んだだけではよく分かりません」
というのが正直な感想。
が、マンガについて交わされている議論を垣間見ることができ
普段ほとんど意識せずに呼んでいるマンガについて
いろんなの面から考えることができたのは確か。
キャラ/キャラクターの話は割合理解できた(気がする)し
全体としては面白かった。
内容を本当に理解するには、上で挙げたような
他の書籍を読む必要があるんだろうけど。

まあ、浦沢直樹とあずまきよひこのインタビュー面白かったし
それだけでも満足かな。


2005年12月21日

新刊ラッシュ!?アニメーション雑誌

ネットで見かけた「アニメーションノート」。
新海誠の「ほしのこえ」を以前紹介したが
その新海氏の「雲のむこう、約束の場所」が表紙ということで
見かけて以来気になってしかたがない。

新海氏のHPでも触れらていて
>>作品情報としては今までのインタビュー等で既出のものが
 ほとんどなのですが、写真がふんだんに使われた
 美しい誌面になっています。
とのこと。

うーん気になる。
早く読みたい。
が、注文の前にまずは書店で手にとって確かめてからかな。
まあ間違いなく買いと思うけど。
(レビューになってねー)

ちなみにこの雑誌、今月が創刊号。
最近なんだかアニメ誌が一杯あるなぁと思ってたけど
「NewWORDS」や「アニメーションRE」など
実際に今秋くらいからいろいろ創刊されてる模様。
(全く読んでないので内容は知らない ぉぃ)

注目のアニメ映画が多数公開された2004年、
アキバや萌えがピックアップされた2005年と
アニメーションが注目されてることを受けての
新刊ラッシュということでしょうか。
確かに某ガンダムS○EDは大ヒット(藁 だし
新作アニメも年々増えてるような気がする。
実感として周囲にアニメ人口が増えた気配はないけど
少しずつアニメの裾野が広がってるということかも。
個人的には選択肢が増えるということで歓迎ですけどね。




2005年11月02日

いま「ほしのこえ」を聞け

2002年に公開され大きな反響を呼んだ「ほしのこえ」。
既に各メディアでも取り上げ尽くされ激しく今更感はあるが、
某アニメ夜話で取り上げられた記念として紹介しよう。
いや、普通レビューって公開前とかにするけどね。。。
決して放置していたわけではない。(汗
まして忘れていたわけでもない。(大汗


「ほしのこえ」はわずか24分のSFアニメ映画である。
物語の舞台は2046年の関東某県の街。
同じ中学に通うノボルとミカコ、2人のいつもの日常。
それはミカコが国連軍に選抜され宇宙へ上ることで突如破られる。
地球と宇宙に隔てられた2人を繋ぐのは携帯電話のメールのみ。
だがそのメールも、知的生命体・タルシアンを追ってミカコ達が
地球から離れて行くにつれ、時間のズレは際限なく広がっていく・・・

hoshinokoe.jpg

徹底的に削ぎ落とされた舞台背景の中で
時間と場所を隔てた2人の言葉がやり取りされる。
「私達は、地球と宇宙に引き裂かれた」「恋人みたいだね・・・」
ラストシーンまでの流れも非常に印象深いものになっています。

雲や空の色、コンビニやバス停などの情景描写。
モノローグを主体としたキレのある台詞。
物語の雰囲気を支え、盛り上げる音楽。
特に日常の何気ない場面での風景の美しさには
ただただ息を飲むばかりです。
そして作中では2人以外には登場人物はなく(タルシアン除く)
その2人も「お互いだけを見てきた」にも関わらず、好きと
言ったり抱き合ったりといった直接的な感情表現はありません。
その辺りも物語の魅力になっていると思います。
たぶん用意した飲物を手にする間もないままに
一気に引き込まれてしまうこと間違いありません。
そして短い分何度も繰り返して観てしまうことも。
あと、観る時は1人で観るのがいいかも。
いや、別に見られても構わない人ならいいけど。(笑

また「ほしのこえ」で特筆すべきはこの作品が
映像作家・新海誠のたった一人の手により作られていること。
監督・脚本・編集・作画・美術などの諸々の作業を全て、
しかもそれらの作業を一台のMacPCで行っている。
(オリジナル版ではノボルの声も担当。音楽は天門氏。)
複雑で膨大な作業を要するアニメ作品をたった一人で
しかも市販の家庭用のパソコンで作れることを実証し、
かつ商業的にはDVDの売上は10万枚にのぼる。
第6回文化庁メディア芸術祭はじめ、数々の賞も受賞。
日本のアニメにおけるエポックメイキングな作品といえる。

2004年には新海氏初の長編「雲の向こう、約束の場所」が公開。
単館系の映画館を中心に全国各地でロングランを記録。
MoMAでの上映や数々の受賞など海外でも多くの賞賛を受けており、
制作中の次回作もますます楽しみ。



と、ここからはオマケをば。

賞賛の一方で「個人制作」というスタイルに関しては(某監督も含め)
いくつか課題も指摘されている。
曰く、「アニメは共同作業で作るものだ」と。
例えば脚本の弱さ、モノローグ主体の台詞、キャラ立てなど。
これらの点は目に付きやすいし、好き嫌いが分かれる所である。
「ほしのこえ」については、上映時間の短さと限定された世界観、
メカや戦闘シーン、SF理論などの要素でうまくまとまって見えたが、
「雲の向こう〜」については全体的に冗長になり過ぎた感がある。
また「ほしのこえ」では作品全体に漂う切なさ、弱さといったものが
いい方向に働いていたが、「雲の向こう〜」では逆に
物語の強度を低める働きをしていたように思える。

確かにアニメに限らず、社会の物事は共同作業で成り立っている。
一人の才能で成功することもできるが、そのためには多くの労力を要する。
そして周囲の協力を得ることで、それまで以上の飛躍と
個人の才能以上の活躍ができることも往々にしてあることだ。
新海氏もよき協力者と共同で制作を進めることで
さらに完成度の高い作品を作る可能性があるだろう。

かといって、現在のスタイルを捨てるべきかと言うと
僕は必ずしもそうは思わないんですよね。
「雲の向こう〜」では大人数で制作したとはいえ、
主要な作業(動画コンテ等)は一人でされたということで
その分新海氏の言いたい事がストレートに反映されていた。
また新海氏自身が語っているように、本人の志向は「ハウル」のような
いわゆる「エンターテイメント」とは少し違うものにある。
個人の意図がダイレクトに表現された今の作風も
十分魅力的だし、得がたいものと思う。
そういう意味では現在の新海氏は「アニメ監督」ではなく
良くも悪くも「映像作家」であって、それは悪いことではないと思う。

今後どちらの、あるいは別の展開が見られるのか?
個人的には今のテイストを保持しつつ、
いろいろなタイプの作品にチャレンジして欲しいのですが。
(外野は言いたい放題ですねー)
ということで、今後も大注目であります。

公式HP:Other voices -遠い声-

2005年10月20日

最終兵器彼女再び〜サイカノ実写化(後編)

前編はこちらから)

実写化、で思い出したが5月の日経エンターテイメントでは
近年漫画の売上減少もあり、実写化を含めた
映像化の動きが加速しているという記事があった。

確かに漫画を原作とするドラマや実写映画は多い。
古くは「あすなろ白書」「東京ラブストーリー」「ショムニ」
最近では「エースをねらえ」「アタックNo.1」とか。
映画でも昨年公開の「キャシャーン」「キューティーハニー」
今年なら「NANA」「タッチ」「頭文字D」などなど。
他にも「MONSTER」「ゲゲゲの鬼太郎」
「魁!クロマティ高校」「北斗の拳」と目白押し。
しかし…
「クロ高」なんて実写にしていいのだろうか
ちなみに監督はアノ「地獄甲子園」と同じく
山口雄大監督ということで、ある意味期待大かも。

もちろん両方で成功する作品もあるだろうし
原作漫画のジャンルや作風などにもよるとは思うが、
個人的には漫画の実写化には否定的だ。
なぜなら、漫画と実写はそれぞれ表現方法が異なるし
それぞれの持ち味・得手不得手があるからだ。

例えば実写だと物理法則に反した動きはできないし
生身の人間・気象条件で撮影するため作り手が
作品を完全にコントロールするのは難しい。
また上映時間も限られるため、2〜3時間の中で
視聴者を引き付け、話をうまくまとめる必要がある。
(ドラマならだいぶその制限が緩くなるけど)
しかしリアリティを求めるなら実写に勝るものはないし
画面の動きと音楽という強力な武器がある。

一方漫画は、現実の世界にとらわれない(時に越えた)世界を
静止画と文字(文章)により自由に描き出す。
また紙面と読み手との距離が近く、すぐに見ることができる。
加えて、読む速度や場所などを読み手自身が自由に
選択=コントロールすることで「その人だけ」の
多様な作品とすることができる。
それにコマ割やコマ外のセリフ、漫画的記号(貧血簾・額雫など)
といった漫画ならではの表現も可能だ。
ただし紙面での物語ゆえ、あくまで静止画だし音楽もない。

・・・知識と語彙と想像力の足りない僕では
このあたりが限界のようデス。

それから、実写化することで原作のイメージが損なわれる
といった点もよく聞かれる。
まあ、漫画のテンポ、雰囲気は実写でも再現できるけど
「二次元の画」は再現できないからなあ・・・
あと原作のイメージを大事にする「原作派」にとっては
アニメ化も実写化も「それ以外」になってしまうし。
これは仕方ないというか、越えられない壁なのかも。

付け加えるなら、漫画だけでなく小説の映像化も最近多い。
魅力的な原作(漫画・小説)が増えてるならいいことなのだが
逆に、それだけ魅力的な企画・脚本がテレビ・映画の世界で
減っているってことなのだろう。
過去の遺産に頼る「復刻版食品」「総集編番組」みたいで
なんとなく残念な気分。

長々と書いてきたが、つまりは
「実写化すりゃいいってもんじゃない」と言いたい訳で。
かといって、未だかつて原作漫画に匹敵する実写モノは
見たことがないのも事実。
(単に映像体験が少ないだけ? oTL)
誰かいい漫画・アニメの実写版を知ってたら教えて下さい。
マジで。

最後に忘れるところだったけど、実写版・最終兵器彼女の
公式はコチラから。
主演は前田亜季(ちせ)と窪塚俊介(シュウジ)。
公開は来年2月とのこと。
期待して待つもよし、期待せずに待つもよし…

2005年10月19日

最終兵器彼女再び〜サイカノ実写化(前編)

先日のYahooで目を疑うような記事が。
といっても主題歌にびっくりしたわけではない。
驚いたのは「最終兵器彼女の実写化」という事実。
(と、その話題に激しく乗り遅れていた自分 oTL)

知らない人のために紹介すると「最終兵器彼女」とは
高橋しん原作のSFテイスト・ラブストーリー漫画。
2002年にアニメ化され、今年秋には新作OVAも登場する。
saikano.jpg

北海道の片田舎の高校に通うシュウジはある日、
クラスメイトのちせから告白され付き合うことになる。
ドジで不器用で、でも小さくて可愛いちせと
無愛想だけど真面目で誠実なシュウジ。
二人のぎこちなくも微笑ましい交際が始まる中、
札幌に国籍不明の軍用機が襲来する。
友人と共に攻撃に巻き込まれたシュウジは
炎と煙の中で「最終兵器」として戦う
変わり果てたちせの姿を目にする・・・

と、はじまりはこんな感じだ。
戦争、しかもヒロインは兵器という非日常の一方で
通学路の坂・教室・街を見下ろす展望台などの日常風景。
漫画とアニメではストーリー・ラストは異なるものの
それぞれがそれぞれの結末をうまく描いており
どちらも一つの作品として仕上げられていた。
(個人的には13話完結でソフトなアニメ版が好きだが)
が、「サイカノ」を読んだ(見た)ことある人なら
「この作品を実写化?」と疑問を持つ人もいるのでは。

「サイカノ」では何故ちせが「最終兵器」にされて
しまったのか?とか、日本はどこと戦争しているのか?
といった背景や理由は故意に置き去りにされ、
ちせとシュウジを中心にストーリーが進む。
いわゆる「君と僕の世界」−近年話題となった「セカイ系」の
先駆けとも言われる独特の世界観を持つ作品だ。
登場人物はほとんどが名前のみの設定となっているが
キャラに感情移入できるように、という作者の意図だそうだ。
そのことも「セカイ系」としての性格を強める
役割を果たしているように思える。

現実の戦争と人の生死を描きつつも、主人公2人の
時には幻想的な心と体の交流+ラストシーン。
その独特な世界・色合いをどう実写として作品化するのか。
戦闘シーンはCGになるようですがなんとなく先が見える気も。
…不安は尽きません。
ちなみに同じ高橋氏の作品「いいひと。」は数年前に
草なぎ剛主演でドラマ化され、なかなかに不評な模様。
(僕は漫画の方しか読んでません)
同じ轍を踏まなければいいのだが・・・


to be continued… 
(長過ぎるため残りは後編へ)

2005年09月11日

何も考えず、でも考えるとさらに面白い?

しばらく書いてなかったのでたまにはアニメ・漫画話を。

毎日仕事に追われて終電帰り、休日も寝たきり雀。
イイコトもないしなんだか疲れがち・・・
そういう生活してませんか!?
そんな時にコレ!
「ぱにぽにだっしゅ」。

paniponi.jpg

とりあえず何も考えずに見れます。笑えます。
主要キャラは女の子ばかりだけど萌えアニメじゃないです。
残念ながら?ギャグアニメです。
脇役はじじいとウサギと宇宙人とネコ(ちよパパ?)などなど。
キャラも設定もあったもんじゃないけど「ありだな」。
随所に出没するネタに気付けばもっと面白い。
気付けばハマッてしまう可能性大。
ちなみに一番ハマッたのは
「マーホホ、マホホ、マーホホ」(ロート製薬w)

原作は氷川へきるの「ぱにぽに」(月刊Gファンタジー連載中)
こちらは読んでないけど「立ち読み」から判断するに
原作の方が毒が強いのか?
機会があれば実際に立ち読みしてみる。

まあ全15話のうち既に10話ほど放映してるから
今更紹介かよって気はするけどw
※全26話、2クールのようです。

もっと知りたい人はぱにぽにWikiなど参考に。
アニメ公式HPはコチラ

2005年06月17日

萌えで見てるわけじゃありませんから!

いつも硬派で「燃える」アニメばかり見てる私ですが(ぉ
趣向を変えてたまにはこんなアニメも。

gokujo.jpg
(注:本編はもっとアニメ絵してます)

TV東京系で放映中の「極上生徒会」。
私立宮神学園(注:女子高)を舞台に、学園を統括する
極大権限保有最上級生徒会=極上生徒会の面々が
日々繰り広げる美少女学園ドラマ、といった感じだ。
1話の時点では捨てる予定だったけど
結局捨てられなくなったんだわ。
1度予約すると機械がえんえん録り続けるもんで。ええ。

「生徒会長が学園の理事長で大金持ち」といういかにもな設定から
毎回繰り広げられるイベントの数々。
くせのあるキャラに無理のある展開と突っ込み所は満載。
(そもそも「極上」のネーミングからありえんが)
そんな数々の突っ込み所を楽しみに見てしまっている自分。

まあ視聴継続は機械のせいだけじゃなく、作画がいいと評判の
J.C.STAFFが製作してるというのも理由の一つ。
キャラも割と好きな画風でビジュアル面は満足して見てます。
EDなんか一枚の止め絵(上の絵)と歌だけで作ってるんだけど
けっこう気に入っていたり。(最近こういうED多い気がする)
それから萌えやエロに走らずバカに走っているから
気楽に見れるってのもあるかも。
もちろん萌えやエロもそれはそれですが。

それから実はこのアニメ、ゲーム会社のコナミが企画・原作。
ゲーム会社がアニメ?とも思うかもしれないが
進展著しいメディアミックスによりアニメ・漫画・映画・
ゲーム・音楽・ドラマ・舞台と、業界間の垣根がどんどん
低くなっている現在では不思議なことではない。
加えて、大ヒット作の減少・スクエニに始まる企業統合など
本業での苦戦がアニメ進出の理由のように思える。

まあ、面白ければそれでいいけどな。

2005年06月02日

コナン婚だそうで。

「名探偵コナン」の原作の青山剛昌氏とコナンの声優高山みなみさんが
結婚されたそうです
お互い41歳だそうで、個人的には
そんなに年取ってたかなぁという感じ。

青山氏は言わずと知れたサンデーの看板漫画家。
高山さんは、コナンの他にも「魔女の宅急便」の
キキ(ウルスラ)、「ミスター味っ子」の味吉陽一など
昔からいろんな所で主要な声を担当してます。
実は一般の人にとっては青山氏より有名かも。
ともあれおめでとうございますということで。

しかし「妊娠はしていない。」て、、、
いくら最近でき婚ばかりだからって
書かんでもいいことを。

2005年05月22日

絶対?少年?

BS2で始まった絶対少年
zettai.jpg
全くノーマークだったのだが前日に放映を知り、
とりあえず公式サイト見たり録画を手配したり。

1話目見た感想では、正直よく分からんアニメです。
ファンタジーものということで妖精やら不思議なキャラやら
出てくるんですが、結局何を目指しているのかが不明。
キャラの性格や設定とか全て掴みどころがない感じ。
1話だけでは世界がほとんど見えなかった。
まあタイトルからしてよく分からん訳だが・・・
でも作画はキレイですし淡めの色調もいい感じ。
たまにちょっとエロイカットが入ったりしてw
(エロといっても健全な?エロ)
全体的にはほんわかした雰囲気のキャラが多く
まったりしたアニメといった感じでしょうか。
好きな人には受けるかも。

原案・シリーズ構成は.hack//sign脚本の伊藤和典。
(ちなみに攻殻機動隊やパトレイバーT、Uもこの人)
監督はふたつのスピカの望月智充。
それぞれの手掛けた作品を並べてみると
なんとなく納得というか、頷けるような。
衛星でしかも朝の放送ということで
地道にじわーとそこそこ人気を集めそうな作品です。

2005年05月11日

萌えって何よ

「萌え」をはてなで調べてみると、いろいろな解説が載っている。
その中にこんなのを発見。

萌え
「萌え」は芽生えを意味する「萌える」が語源です。アニメやまんが、
ゲームの登場人物に愛情を覚えることをいいます。アニメなどに強い
こだわりを持つ「おたく層」から生まれました。そんな「萌え」を
意識した書籍や映像、ゲームの市場規模が2003年で888億円に
なることが、浜銀総合研究所(横浜市)の調査でわかりました。
また、昨年秋、イタリアのベネチアで開催された国際建築展の日本館の
カタログには日本特有の美意識を示す「侘び」「寂び」と並んで
「萌え」も紹介されました。日本のアニメが人気を集めていることも
あり「萌え」も世界に広がる可能性があります。

なかなか簡潔でかつ総体的にまとめてあり、分かりやすい。
どこの出典かと思ってみると

毎日小学生新聞 ニュースのことばより

!?

kaiji.jpg

くそっ・・・ くそっ・・・
小学生新聞で・・・「萌え」だとっ・・・・!?
こんな・・・言葉・・・ガキには勿体ねぇっ・・・・!!
愚行・・・まさに愚行・・・・!  分かっちゃいねぇっ・・・!
萌えは・・・命より思いっっ・・・!!

なんというか、世も末って感じです。
小学生は萌え禁止、ついでに携帯も禁止と声を大にして言いたい。

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