2009年07月06日

王者再臨。 ウィンブルドン2009

例えば、数日前のプロ野球。
パ・リーグ最長となる5時間42分の試合。西武鉄道の終電が終わって、臨時列車が出るほどの長い試合。勝ったのはロッテ。

例えば、最近の某深夜アニメ
延々と続くループ、デジャブの感覚。どこかで見たようなストーリーが連綿と紡がれる、その回数なんと15499回。・・・
ウソつきましたw。今のところ3回放送されたんだっけ。勝ったのは楽しんだ視聴者。


そして、今年のウィンブルドンである。
ディフェンディング・チャンピオンの欠場という残念なニュースで始まった今年の男子シングルス。決勝に勝ち上がったのは昨年ナダルに6連覇を阻まれた芝の王者・フェデラー。そして久しぶりの4大大会優勝めざし舞い戻った元世界ランキング1位・ロディック。最近の実績、全仏でのフェデラーの優勝から結末は見えたかと思われた。

が、それはとんでもない思い違いだった。

先にサーブゲームをブレイクし、1セット目を取ったのはロディック。続いて2、3セットをフェデラーが取るものの、ともにタイブレークでのセット。しかも第2セットはセットポイントを4度凌ぎ、薄氷を踏む思いでの獲得。何度もデュースへ持ち込むも、ロディックのサーブゲームをブレイクできない。
そして4セット目はまたもロディックが相手サーブをブレイク。フルセットへともつれ込んだ。
そこからが長い。最終セットだけで1時間以上。互いにサーブをキープすること、29ゲーム。15-14からの最終30ゲーム目、最後の最後にようやくフェデラーがロディックのサーブゲームをブレイク。復活を期す元ナンバー1の覇気を芝の王者の執念が抑え、終わりなきループを脱して、ウィンブルドンに王者が帰ってきた瞬間だった。


もうね、すごいループ。野球は9人だけどテニスは1人、しかも休みはほとんどなし。アニメは1シーン見逃しても話を追えるが、両者のプレーは1ショットも見逃せない攻防の連続。トップ選手による目の離せない、贅沢なループ。どこまでも2人のプレーを見てみたいような気分だった。

特にロディックは想像以上。ひと頃の「ビッグサーバー」の印象はまるでなく、強烈なショットや素晴らしいフットワークを随所に見せる。そして今までより「うまさ」が加わった強烈なサーブ。もろさが無くなったことで、最後までフェデラーを苦しめた。
一方のフェデラーはややミスも多かった。それでもロディックを上回れたのは、50本ものエースと要所で見せたフォアハンド。そして2度サーブゲームをブレイクされたとは言え、最後の瞬間まで研ぎ澄まされていた集中力。最高のオールラウンド・プレイヤー、いや史上最高のプレイヤーの呼び声に相応しいプレーだったと思う。
こういうの見ると、テニスやってみたくなるねぇw

来年はナダルも戻ってくることだろう。その時フェデラーは?ロディック、マレー、ハースは?そして錦織はどうか?
はやくも次が楽しみだ。



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