2009年03月31日

超弩級ラブコメ、感動の完結!

と言うことで、竹宮ゆゆこのラノベを原作とした「とらドラ!」が無事に放送終了。

「超弩級ラブコメ」の煽り文句の通り、逢坂大河(とら)と高須竜児(ドラ)を巡る「ラブ」と「コメ」のお話。と思いきや、シリアス模様に縁取りされた意外な展開が満載。しかも「ラブ」をお茶濁して1クールで終わり、ではなくきっちり2クールでまとめ上げたのは、個人的にポイント高し。
ただ掘り下げ足りないと言うか、ちょっと説明不足なエピソードもあってもっと話数があればという感じ。まあ3クールやるには長いしテンポも確実に落ちるし、あと3話足してちょうど良い塩梅なのでは。

toradora.gif

なにより、いろんなエピソードを入れながらも決して定番通りの展開にならないのが良かった。
クラス替え、恋の共同戦線、プール開き、夏の海、文化祭、クリスマス、修学旅行。お決まりのイベント事ではあるが、始まりは現実より面白楽しく、だけど終わりはちょっと重く切なく。こうありたい、こんな学園生活を送りたいと言う見る側の期待、妄想を膨らませておいて、決してそんな甘い「100%理想」の展開にはならない。シビアというか、スパイスが効いてるというか、『そういう風にできている』んですねぇ。

オハナシ全体も最初はドタバタのラブコメで始まりながら、後になるにつれ登場人物の本音が表出し始め、次第にトーンはシリアスさを増していく。とは言えウツになり過ぎずに最後に爽快な気分に至るのは、登場人物一人一人が暴走せんばかりに、精一杯走り、ぶつかり、悩み、涙をこぼし、微笑む姿に共感するからだろう。本気のみのりん(櫛枝実乃梨)、(・∀・)イイヨイイヨーw


物語の中盤、海辺のテラスで想い人の櫛枝と2人きりの竜児。星空と櫛枝、溶け出すアイスとこぼれる言葉。
「高須君は、幽霊見たことある?」
「俺は、見たいのかも知れない」
「お前に見て欲しがってる幽霊が、どこかにいるって思うから」
「アピールしてるんだ、ワカメの霊が」
いやー、、ムズムズしますわw

そして竜児のモノローグで始まる第1話。
『この世界の誰一人、見たことがないものがある』
その直後、鏡の自分とファッション雑誌を見比べ「嘘っぱちだ」とボヤく竜児と、それに被せて続くモノローグ。
最終話、誰もいない教室にたたずむ竜児のバックで、どこかで聞いたようなモノローグが始まり、
『誰もそれを見たことがない』
『だけど、いつかは誰かが見つける』
そこで掃除用具入れの中に「それ」を見つける竜児。
モノローグとシンクロした形で物語は始まり、終わる。作画もよかったし、キレイにまとまったなーと言う感想だ。オープニングも適度に電波出てるし、最後まで飽きずに楽しめる。100点満点ではないけど、個人的には今年度イチバンのアニメと言うことで。
まあ映像の爽快感があってこそと思うので、原作で読んだら若干キツく感じる作品なのかな? 読んでみたい気もするが、さてさて。

















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