2009年09月30日

すぐそばに「ぼくサッチー」!? 〜セカイカメラはアニメを追い越すか

「セカイカメラ」というiPhone向けのサービスが、4日間で10万ダウンロードを突破したというニュース。そもそも「セカイカメラ」とは何ぞ?と言うことで調べてみると、つまりはiPhoneのカメラで覗くと商品や建物の情報が出てくると言うもの。それって商品に貼り付けられたQRコードや情報タグを読み取るっていう、良くあるパターンじゃね?と思う一方で、どっかで見たことあるなーと思うこと数秒。
sekaicamera.jpg
(上記ITmedia記事より転載)

で、アレかな?と「セカイカメラ」でもう一度検索してみると、そうそうコレだ。「東のエデン」とか「電脳コイル」デスヨ。

どちらもここ数年で放送されたアニメで、結構面白かった。「東のエデン」はまだ終わったばかりで続編が映画で公開予定だけど、個人的には「電脳コイル」の方が断然オススメという、まあそれはそうと「セカイカメラ」である。


携帯で覗くというスタイルは「東のエデン」で出てきた検索サービス・東のエデン(ややこしいなw)に近いが、これは撮影した風景や人を検索すると情報がくっついてくるものだ。対してメガネで覗く「電脳コイル」の仮想世界は、見たままの場所に情報がくっついてくる。モノや画像でなく、今いるその「場所」に現実と異なる情報が付随するという点で、「電脳コイル」の世界に近いものがある。あとはこの情報(「セカイカメラ」でいう所のエアタグ)が投稿などで双方向にどんどん張られるようになれば、もうアニメ的世界の完成である。タッチパネル、モーション操作を使えば、身振り手振りで簡単に仮想世界の情報のやり取りもできる。これでようやく二次元の世界に行けるぜ!!


ちなみに「セカイカメラ」を開発した頓智・(トンチドット)のトップページには、電脳コイルの磯監督と頓智・の井口代表の記事へのリンクが張られていて、コレが面白い。企画段階からAR(拡張現実)技術のイメージを作品に持ち込んだ磯監督、一方「世界のすべては演算可能なんじゃないか」と思った井口代表。全然分野の異なる2人の考えは、双方とも現実と仮想世界を結びつける発想において重なる部分も多く興味深い。考えてみれば「電脳コイル」の現実世界との「地続き感」も「セカイカメラ」の人気も、今ある技術ですぐにできてしまう(しまいそう)というのがポイントだ。


まあ神社や地方都市などの世界設定、萌え絵でないソフトなキャラデザイン、テンポの良いアクションシーンなど、臨場感を生む仕掛けがあってこその「地続き感」であって、すぐに現実世界がアニメに追いつける訳ではない。膨大なタグデータの処理、操作のためのインターフェイス開発などまだ技術的ハードルは高そうだし。

それでもいつか「電脳コイル」的世界が日常となる日がやって来るかと思うと・・・ちょっと楽しみですねぇ。










      


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